Pocket
LINEで送る

朝起きたとき、なんだか頭が痛くて気分がすっきりしないという悩みを持っている方は結構いるのではないでしょうか。朝起きたら頭痛、そんな不快感の中で 1日をスタートするのは憂鬱ですよね。

そういう時、あなたならどうしますか。「ちょっと頭が痛いだけだから痛み止め飲んでおけばいいや」 と鎮痛剤に手を伸ばしてしまう人も多いのではないでしょうか。でも、安易に市販の薬に頼るのは結構危険なのです。

今回は寝起きの頭痛の主な原因と対処について考えてみたいと思います。

 

寝起きの頭痛の主な原因と対処

頭痛と一言でいいますが、その原因はいろいろあります。

 

寝不足からくる疲労や寝過ぎによる頭痛は、主に「交感神経と副交感神経が一時的に混乱状態になる」ことによって起こります。これは原因が「一時的な混乱状態」ですから放っておけば治る一過性のものです。

自然に治るのを ただ待っているのは嫌だなあ、という方は、覚醒作用のあるアロマを使ったり、シャワーを浴びたりすることをおすすめします。

 

寝不足や寝過ぎという生活の乱れが原因で起こる頭痛には、他に、偏頭痛や緊張型頭痛があります。

偏頭痛は、脳の中の血管が拡張することによっておきます。

 

血管の拡張する原因は、熟睡できていない、
睡眠時間が足りないなどの理由で脳に充分な休息が与えられていないためにストレスが蓄積されてしまうことや、平日と休日の生活リズムが異なること、ストレスや空腹などが原因と考えられています。

 

こめかみや目のあたりにかけて脈打つように痛みます。

 

ひどい時はめまいや吐き気を伴います。

 

あまり動かず薄暗い場所で横になって安静にすると少し楽なのですが、
普段は気にならない音や光、匂いなどに反応して症状がひどくなることもあります。

 

緊張型頭痛は、首や肩の凝りが主な原因です。

 

首や肩の凝りは長時間のデスクワークや緊張、
また、寝具が合わず寝返りがうまくいかないなども原因になります。

 

同じ姿勢で特定の部位に負担がかかることで血行が悪くなり、
首や肩が凝ることで睡眠中に脳へ循環する血液量が減少します。

 

 

このため、脳に必要な酸素が充分に届きにくくなるのです。

 

 

この場合は、後頭部を中心に締め付けられるような鈍い痛みを感じます。

 

痛みと共にめまいや全身のだるさを感じることもあります。

 

このタイプの頭痛は血行を改善させると痛みが和らぐので、
肩や首などの凝っているところを揉みほぐしたり温めたりすると楽になることがあります。

 

 

 

この2つの頭痛は、痛みに対する対処方法は全く違うのですが、質の良い睡眠が充分に取れないことや生活リズムの乱れによる疲労の蓄積・ストレスが共通の原因と思われます。

 

つまり、規則正しい生活習慣、そして質のいい眠りが頭痛を防ぐために大切なことなのです。

 

偏頭痛も緊張型頭痛も、鎮痛剤を飲めば (とりあえず一時的には) 収まります。

 

急いで痛みを抑えたい時には鎮痛剤も効果的かもしれません。

 

けれど、鎮痛剤とは痛みに対する感覚をマヒさせる薬のこと。

 

頭痛の原因を解消してくれるものではありません。

 

素人判断で安易に鎮痛剤を使う癖をつけてしまうと、今度は、
薬物乱用頭痛というやっかいな症状を引き起こす可能性もありますので注意が必要です。

 

 

また、頭痛の中には怖い病気が原因のものもあります。

 

鎮痛剤を飲んで一時的に痛みが収まったように感じることによって、
重大な病気を見逃すことになる危険もあるのです。

 

ですから痛みが激しい時、痛みが長く続いたり、頻繁に起きる等、症状がひどい時は素人判断せず、病院に行くことを考えた方がいいと思います。

 

質のいい眠りには寝具が重要

睡眠は快眠または熟睡することがとても大切です。

 

それは睡眠中に身体のメンテナンスをはじめ、
記憶の整理などいろいろな働きをする上で、その効果をより大きくするためです。

 

 

快眠や熟睡の方法についてはいろいろいわれていますが、
ここでは寝るときの姿勢について考えます。

 

 

睡眠の理想的な姿勢とは、実は、まっすぐに立った姿勢です。

 

人にとっては、立った姿勢が最も動きやすくバランスの良い状態なのです。

とはいえ、さすがに直立したままは眠れませんよね。

 

 

そこで、立った状態と同じような姿勢で横たわれる寝具を選ぶことが必要になります。

 

寝姿勢に大きく関わるのは、枕とマットレスです。

 

私たちは自分では意識していませんが、寝ている間、
何度となく寝返りを打っています。

 

寝返りの目的は体の重みが特定の場所にかかることで血液循環が悪化するのを防ぐことです。

 

以前、寝ることに結構無頓着で、「寝られればいいや」という感じで適当に安いセット布団を買っていたのですが、

布団が違うと全然違うから、と同僚にすすめられたんですよ。

 

で、お店で試させてくれるものを比べて、寝心地よさそうなものに買い替えたら、
翌朝、仕事柄しょうがないと思っていた肩の張りがすごく楽だったのでビックリ!「寝具の威力ってかなり凄い! 」と認識を新たにしたことがあります。

 

自然に寝返りが打てるってなかなか凄いことなのですよ。

 

ちょうどいい高さ・硬さの枕とマットレスを選べば、バランスよく立ったように良い姿勢で寝ることができ、寝返りが打ちやすくなります。

 

寝返りがしやすい姿勢で眠ることができれば、身体に余計な負担がかからずに、質のいい睡眠がとれて、効率よく疲れをとることができるのです。

 

まとめ

◉ 寝不足や寝過ぎによる頭痛は主に交感神経と副交感神経が一時的に混乱状態になることで起きる。

(この場合はシャワーや覚醒作用のあるアロマで軽減できる。)

◉ 質の良い睡眠が充分に取れないこと・生活リズムの乱れ・ストレスが頭痛の原因になる。

◉ 適正な睡眠時間と規則正しい生活・質のいい眠りが頭痛を防ぐ。

◉ 頭痛がひどい場合は素人判断で鎮痛剤に頼るのは危険なことも。

(症状によっては病院に行くことも考える。)

 

◉ 質のいい眠りには寝姿勢が重要。

◉ 睡眠の理想的な姿勢とは、実は、まっすぐに立った姿勢。

◉ 寝姿勢に大きく関わるのは、枕とマットレス。

◉ 立った状態と同じような姿勢で横たわれる寝具を選ぶと寝返りがしやすい。

◉ 寝返りがしやすい姿勢で眠ると、質のいい睡眠がとれて、効率よく疲れをとることができる。

 

Pocket
LINEで送る